渋井式モデリング

プラモデル製作記。他いろいろ。

19年プロ野球開幕戦オーダー予想と結果【DeNA】

開幕戦の相手は中日です。開幕戦が終わったので実際のオーダーを載せています。

 

今年の開幕戦のスターティングメンバーは予想します。私は当たってたら自慢しますので。みなさんもとりあえず予想してみると面白いんじゃないかな。当たれば儲けもんやで。

 

私の予想は記事の最後に載せることにして、それまでは予想の理由をこねていくことにする。まずは、去年の開幕戦オーダーを見てみる。ここで違和感を感じた選手やポジションが変更するオーダーになる。

 

去年の開幕戦オーダー

2018/3/30

8桑原 6大和 7筒香 3ロペス 5宮崎 2戸柱 9神里 1石田 4倉本

 

これが去年の開幕戦だが、なるほど突っ込みどころが多い。開幕投手石田は良いにしても、捕手戸柱やセカンド倉本はシーズン後半にはほぼ見なくなった。また、去年本塁打王を獲得したソトを外すことは考えられないため、ライトかセカンドにソトが入るだろう。セカンドにソトを置く場合、セカンド守備にはある程度目をつむらないといけない。そのため、空いたライトにはそれなりに打力のある選手が入らなくては、悪くなった守備を打撃で取り返すことはできない。打撃が良くスタメンが確定していない外野は、梶谷や神里、佐野が当てはまる。筒香桑原は使われると考える。筒香は言わずもがな、桑原は守備での貢献が大きい。

さて、先に挙げた3人であるが、実績があるのは梶谷である。ただ、ケガが多く、去年肩のクリーニング手術をしたばかりだ。今年は既に実戦復帰しているようだが、まだオープン戦には姿を見せていない。使えるなら使いたい。神里は2年目の俊足外野手で、去年も十分な活躍をしていたが死球による骨折で8月に離脱した。今年は長打力が向上しているようで、打撃についても梶谷に迫ってほしいところ。今のところ対外戦でアピールに成功しており、毎回オープン戦に出場している。守備に関しては、不安だが俊足である程度補えるので範囲は広い。梶谷に次ぐライト候補だ。佐野は主に代打の切り札として起用された選手だが、外野守備はこの中では最も悪い。1塁で使われたこともあったが、1塁はロペス、ソトと外せない2人がいるためスタメンに入るならば外野が最有力か。肝心の打撃は、去年126打数で打率.230、5本塁打と長打力は文句なし。オープン戦でのアピールも成功中だが、出塁率が低いタイプで、足も遅めなためスタメン起用はもう少し打てるようになってからか。左のロペスになってほしい。

外野には今好調の楠本や宮本もいるが、まだスタメンレベルにはないと判断。宮本はまず1軍帯同が目標だろう。

ここで、去年の後半に行われた試合のスタメンを見てみる。

2018/10/2

6大和 5宮崎 9ソト 7筒香 3ロペス 8桑原 4柴田 1平良 2嶺井

去年は8月後半から1番大和というよくわからないオーダーがあったが、それは無視する(実際夏以降の大和は3割近く打っているのだが)。ライトにソトを置いたオーダーでは、最もありえる構成。柴田のセカンド守備は期待できるが、打撃は265打席で出塁率.309と良いかどうかは意見が分かれるところ。個人的には粘れるし良いと思ってる。セカンドでは守備が少し悪く打撃が少し良い石川という選択肢もある。去年セカンドでスタメン出場した回数が最も多いのは倉本であるが、そのほとんどが5月までに稼いだ数字であるので、あまり考えられない。なお、去年のセカンドスタメン出場の回数は、倉本48回、大和2回、柴田20回、石川17回、ソト22回、山下15回、田中浩12回、宮本7回となっている。イニング数は見ておらず、守備固めのデータはない。この中では、田中浩康は引退、宮本は外野手転向のため選択肢から外れた。おまけ、ショートスタメン出場は、倉本7回、大和101回、柴田35回だった。圧倒的だ。

このオーダーを組んだ去年の秋は、梶谷と神里は共に負傷離脱していた。ラミレス監督は佐野を使うためにソトをセカンドに回すことはあまり考えないことがわかる。

 

次に開幕投手を考察する。

ここ5年間の開幕投手は、

2014 三嶋一輝

2015 久保康友

2016 井納翔一

2017 石田健大

2018 石田健大

となっている。三嶋はリリーフ転向、久保は退団している。現在の候補としては、井納、石田、濱口、今永(、上茶谷)といったところだろうか。井納は手術明けで2軍では投げたとはいえ、開幕は見合わせるかもしれない。石田はこの前の対外戦で同じ日に投げた今永に後れを取った。濱口はまだ投げていないが、去年は一時期崩れたとはいえ、後半は安定感のある投球をしていた。去年結果を残していないとはいえ、現在は今永が一歩リードしているか。フォームを2年目までのものに戻し、オーストラリアでは圧倒的な成績を残してきた左腕に再びエースを担ってほしい期待もこめて、開幕は今永昇太を推します。

3/10追記

侍ジャパン強化試合で2回1安打無失点4奪三振の好投を見せた今永、これは開幕投手待ったなし。

 

1軍ケガ人情報

東克樹(左肘)、平良拳太郎(腰) 

3/10追記 石田健大(左肘)

3/24追記  飯塚悟史(右肘)

 

今年の開幕戦オーダー予想(旧)

8神里 5宮崎 4ソト 7筒香 3ロペス 9梶谷 6大和 2伊藤光 1今永

 

セカンドソトを採用、外野には好調の神里をオーダー。桑原がオープン戦で2軍にいるほどの絶不調であることも加味し、外した。またラミレス監督のシーズン後からの発言を鑑み、2番宮崎案と9番投手を採用。捕手は1軍内定の伊藤光とした。神里と梶谷は逆もありだが、梶谷を様子見として下げやすいよう6番に置いた。交代相手は柴田にし、ソトをライトに回す想定。右打左打もまあまあばらけているように組んだ。以上、当たってるといいね。

 

3/16追加

9楠本 5宮崎 4ソト 7筒香 3ロペス 8桑原 2伊藤光 6大和 1今永

OP戦打率4割を残している楠本を1番に据え、調整完了時期がわからない梶谷と不調の神里を外した。大和と伊藤光の打順変更は出塁率から。楠本の守備をあまり知らないので、カバーできるようセンターは桑原とした。下位打線に右打が並ぶのは少し嫌ではある。

 

最後に

予想するだけならタダだぞ、お前らも予想しような。あとスポナビの「デ」表記が慣れない。

 

3/29追記

ついにプロ野球シーズンですね、気分が高まります。最後に実際どのようなオーダーが組まれたのか見ていこう。思ってたより違った。

 

3/29DeNA対中日

8梶谷9楠本4ソト7筒香5宮崎3ロペス2伊藤光6大和1今永

 

あなたの予想と比べてみて、いかがだっただろうか。まずOP戦未出場の梶谷がスタメンどころか1番に据えられるとは驚きだ。2軍でもHRこそ打ったものの打率を残せておらず、調整完了とは言い難い状況であった中でこの抜擢は予想外であった。また、2番から筒香宮崎ソトロペスの並びをせず、1,2番に俊足打者を置いたことも予想とは違うが、この並び自体は特に文句をつけるようなものでもない。この並びの場合は3番に入るべきはソトであることは同意できる。梶谷の守備がどこまで出来るのか、また打撃でも結果を残せなければ、すぐにでも今日活躍した佐野と入れ替えることも可能になるのが今日のDeNA外野陣の強力さを示している。私は若干左右病のきらいがあるっぽいので、梶をクワに変えたり、梶をロペスの後ろに回して1つづつ繰り上げしたりなんかもやってみたい。

しかし打順について考えていたが、今は今永の復活を喜ぶ時間だ。8回無失点、エースの帰還である。震えて待て。

以上、もしかしたら来年も予想やるわ。