渋井式モデリング

プラモデル製作記。他いろいろ。

1/72 三式戦飛燕1型丁(28-4)完

言ってませんでしたが飛燕は初めて作りました。

 最初から完成写真を、どうぞ。

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以上、RS MODELSの1/72三式戦飛燕1型丁完成です。今回は写真をそのまま載せるのではなく肉眼で見た時に近づくよう加工してみました。レフ板とか卓上ライトとか買えば加工せずにいい感じになるのかもしれないけど、撮影場所が狭いのでたぶん置くスペースないです。あとそこまで改善したいわけでもないからお金も惜しい。

まあ写真についてはこの辺で、このキットはとても良いディテールが彫られていると思います。ただ嵌め合わせがきついので、パテ盛り盛りキットとは違う方向でモールドが無くなっていきます。合わない時に削ったりして合わせる摺り合わせ派の人はきっと作りやすいと思います。私はこれを組んで今まで如何にパテで甘えてきたか思い知りました。パテは何も考えずに埋めて盛って削れば済むので確かに楽なんですよね、作業量は多くなりがちだけども。このキットもどうしてもパテが必要な部分はあったけども、パテは使わないほうが時間短縮になるので早く作りたいとかモチベが高いなら摺り合わせで組もうと思う。感覚の話になってきたが、このキットの評価する点はやはりモールドだと思うのでもうあまり書くことが無いのよな。ただモールドなら半月前にタミヤから同スケールで飛燕が、しかもこれと同じ1型丁が出ているのでモールドは一歩抜けた長所にはならない。むしろ組み辛さと値段で後れを取っているだろう。

というわけで、私はこのキットの差別化ポイントは3種類もあるバリエーションデカールだと言っておく。17戦隊、105戦隊、59戦隊のデカールが入っており、これはタミヤとバッティングしていない。タミヤでは19戦隊、244戦隊高島少尉、小林隊長機の3種類のデカールが付属している。RSモデルの方はフムナやサワルナの色に黒が無く赤しかないのは残念だが、このキットのデカールは高品質のため前述のタミヤの飛燕や、同じく1型丁を発売しているハセガワの飛燕に流用するのもいいだろう。贅沢が出来るならば、タミヤの飛燕に各社のデカールを使うのが一番組みやすさからオススメする。人気機種である飛燕、特に1型丁は多くのメーカーから出ている。そのため、お目当ての塗装がしたい時、そして組みやすさを取りたい時、各社のパーツをつまみ食いしながらこれまでより容易に目指した飛燕を得られるようになった。メジャー機種の良いところであり、マイナー機種好きには少し羨ましいことでもある。無名機マニアの辛いところねこれ。では、今回はここまで。ではまた次のキットで。