渋井式モデリング

プラモデル製作記。他いろいろ。

1/72 CR.714 (17-6)

キャノピーを絞ってみた。

 

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まずはキットのキャノピーの型をとる。ラップをかけてからポリパテを詰めたが、うまく行き渡らない。

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追加で盛って削る。だいたい同じ形になったな。これを型に透明プラ板を炙って柔らかくして型に押し付けて完成!という手順らしい。塩ビ板の方が成功しやすいみたいなのと、全体を満遍なく熱した方が成功しやすいらしいが、今は塩ビ板無いし熱する者も蝋燭くらいしか使えないので成功率はかなり下がりそうです。元々あまり成功しないものなのにこれはきつそう。

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数えてみたら29回絞っていたらしい。20回くらいでコツを掴んで、そこから急にそこそこ出来るようになった。蝋燭プラ板絞りという貧乏モデリングだが、備忘録としてもコツを書いておきます。

取り敢えずはプラ板がどれくらい熱すれば穴が開くのか感覚を掴むのが重要。これをだいたいでも掴めれば穴が開くぎりぎりまで熱することが出来ます。絞る大きさにもよるが満遍なく熱するのは蝋燭では難しいのでこれ以上大きいとそもそも絞れ無さそう。熱するやり方はプラ板のうねりなどを見て暖められているか目視で確認。他は軽く引っ張りながら熱することでプラ板が縮む力を感じて熱せられ具合を感じる。正直上手に熱することができればもうこのような簡単な形状なら成功したようなものなので押し付けは包み込むように出来るなら問題無し。ぎりぎりまで熱することができれば硬めのラップで包む感じなので、それができるくらいまで試行回数を重ねるだけの作業です。あと今回私は100均の透明プラ板を使ったが、元々気泡が含まれていたりして値段以外に良いところが無さそうなので、資金力に自身ニキは模型店などで質の良いプラ板を買おう。というか塩ビ板の方が良いのだろうか、こちらは未経験のため不明。以上キャノピー絞り体験談終わり。

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まあ使えるかなというキャノピーができた。キットのものもそこまで悪くないのだが、切断した時に形が修正が面倒な形になったから新造。キャノピー絞りという手法を試せたしまあいいか。というわけで今回はこれで終了、また次回。ほんと終わらないなこれ、他のキットに手を出しそうだ。

  

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